スロー＆ビューティフル　　　　　　エイジングへの道

思春期ニキビは　男性ホルモンの影響で余分な皮脂と角質肥厚によるもので　以前紹介したディフェリンゲルでよくコントロールできます。

大人ニキビは　思春期ニキビのように一筋縄ではいきません。

不規則な生活、ストレスによるわずかなホルモンバランスの乱れで　ポツっとテンションの下がるニキビができてしまいます

他にも　ニキビを悪化させる原因は　イロイロあります。

①洗いすぎ

　過度な洗顔で　バリアの役目をする皮脂や天然保湿因子が洗い流され　肌が乾燥すると　

　逆に肌のバリア機能を守ろうと　角質が厚くなります。

　その結果　毛穴がふさがれて　ニキビができます。

②化粧品
　
　リキッドやクリームタイプのファンデーションは　油分やシリコンなど毛孔をふさぐ成分が多く含むものが多く

　使わないようにします。保湿効果のある低刺激の日焼け止め下地の上からパウダーファンデーションやルースパウダーは

　カバーや日焼け防止のためにオススメします。

③　便秘

④　月経前
　　　
　　　黄体ホルモンの影響で　皮脂分泌が亢進します。

⑤　物理的刺激
　　　
　　　髪の毛、頬杖（ほおづえ）、マスク、触っている　ｅｔｃ


ニキビの原因がいろいろあるように、保険治療もディフェリンゲル、抗菌剤、漢方薬、保湿剤など　ケースバイケースで組み合わせて行います。

治りにくい方や　さらにニキビ痕までケアしていきたい方には　

エンビロンホームケア、フォトＲＦ、レーザートーニングなどの自費治療も

ケースバイケースで提案しています。

このように　ニキビの患者さんには　様々な原因が隠れていると思われること、

私自身大学時代　頑固なニキビに悩んでいたので　さらに気合が入り

特に初診の患者さんは　診察時間が長くなってしまいます。

おつきあいくださいね。